2010-01-19

痛みとの共存

お久しぶりです!すぬーぴーです^^
大変ご無沙汰しているうちに気づけばわたしも3年目の後期研修医になっていました。。。
また少しずつ(今年こそ!!)書いていきたいと思いますので呆れず?!読んでくださいね☆


今日、患者さんに言われ、私の心にずしんときた言葉です。
「痛み止めがなかった時代の人はもっと大変だったろうね。かわいそうにね。それを思えば私はまだありがたい方だわ。」
病院の中には痛みと戦っておられる患者さんがたくさんいらっしゃいます。
痛みの原因になっている疾患は様々ですが、痛みを堪えるというのは大変なこと。
痛みの治療というのは昔に比べるとその考え方から様変わりをし、大きな進歩を遂げています。
しかし、痛みをうまくコントロールするのはやはり大変です。

今まさに痛みと共存している方が私に上の言葉をくださいました。
私がその患者さんと同じ立場であれば、痛み止めがなかった時代に思いを馳せて自分はまだありがたい方だなんて考えることなどできないなと本当に頭が下がる思いでした。

私は悲観的な性格で、悲劇のヒロインになりきるのは得意な方です。
私が病気になったらどうして自分だけ…という考え方しかできないような気がします。
辛い状況でも自分は恵まれていると思えるその方を尊敬すると同時に、少しでも痛みを取り除くお手伝いがしたいという思いが強まった一日でした。
そのためにもまずは勉強ですね。。。


1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

本当ですね…。痛みをコントロールできるようになったのって、最近ですよね。
多分ですが、100年前って、この前映画になった(名前を忘れてしまいました)ように、病院にかかるときは死ぬときって時代だったんですよね…。
上手に書けませんが、痛みを取り除くことでその方らしい生活が送れるように、医療者としてお手伝いできるってすごいことなんですよね。
私も日々、勉強です。